卵・乳アレルギーがある長女ですが、マクドナルドのバーガーに挑戦中です。
ソース抜きなどの工夫をすることで、今のところ無症状で食べることができています。
これまでの経緯については、こちらを参考にしてください。
初めて食べたときはこちら。
長女が食べられるバーガーのまとめはこちら。
今回は、原材料について確認した時、先の二つの記事よりももう少し詳しい情報がありますのでまとめておきます。
長女がマクドナルドのバーガーで食べられるのは、てりやきチキンフィレオ・てりやきマックバーガー・スパチキ・スパビー・チキンクリスプ・チキンフィレオ・ハンバーガーの7品です。
(ハンバーガー以外は、ソースに卵が含まれるためソース抜きで対応します)
これらの7品のバーガーに使われているのが「レギュラーバンズ」「セサミバンズ」で、この2種類のバンズに乳成分が含まれています。
これについて詳しく確認しましたので、情報を共有したいと思います。
参考までに、長女の現在の状況はこちらです。無理のない範囲で、各自ご判断ください。
「レギュラーバンズ」「セサミバンズ」に含まれる乳成分は「イーストフード」
マクドナルドのアレルギー情報一覧によると、長女が食べられるバーガー7品には「乳:バンズ」の表示があります。
この乳とは何かを問い合わせにて確認すると、「イーストフード」とのことです。
このイーストフードに、
- 脱脂粉乳
- 発酵乳粉末
- カゼイン加水分解物
が含まれているそうです。
今回は、Emilyの長女が食べられるバーガーについてのみ確認をしました。
「レギュラーバンズ」と「セサミバンズ」に使われている乳成分はどちらもイーストフードによるもの、とのことです。
その他のバンズ(たとえばマフィン)については未確認ですのでご注意ください。
また、マクドナルドでは「原材料の詳しい量については教えられない」と以前から回答を頂いています。
もしこの情報をご参考にされる方は、主治医の先生にご相談の上でよろしくお願いします。
イーストフードはイースト菌を育てるための栄養分
アレルギーがあると、「こんなにちょっとの量しか入っていないなら、入れないで作ってくれればいいのに……」と思うことがしばしばあります。
実際、パンについてはイーストフード無添加で作っているものも多くありますので、よけいにそう思うかも知れません。
でも、そう思ったままではなんだか悔しい気持ちだけが残りそうなので、イーストフードについて調べてみました。
イーストフードとはパン酵母(酵母菌 / イースト菌 / Yeast菌)が活動するための栄養源を意味する一括名(まとめた総称)です。
http://www.panpedia.jp/safety/east-food.html
つまり、パンを安定して発酵させるために必要な食品添加物で、おいしいパンをたくさん作るためには必要なものなのですね。
マクドナルドのような、日本中どこの店舗に行っても同じものを食べられるチェーン店ならではかもしれません。
厚生労働省に認可されている「イーストフード」と言うことができる添加物はつぎの16品目。
塩化アンモニウム、塩化マグネシウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸カリウム(無水)、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素ニアンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸―水素力ルシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸三カルシウム、焼成カルシウム
マクドナルドのイーストフードには「脱脂粉乳・発酵乳粉末・カゼイン加水分解物」が含まれるとのことでした。
ということは、上記の16品目のうちのどれかとマクドナルドのバンズに合わせた調合をしてあるということなのかな、と想像しました。
パン屋さんによっては、イーストフードを加えないことで小麦本来の風味をより感じられるようになる、と考えるところもあるようです。
品質が安定している大量生産と、手間ひまかけて美味しさを追求する作り方と、「美味しい」の目的が違うこともあるのですね。
まとめ
無謀な挑戦は出来ないけれど、さまざまな情報と長女の現在のアレルギーの状態を合わせて考えることで、安全にマクドナルドのバーガーに挑戦することが出来ています。
長女はまだ小学生ですが、今後、お友達同士で行くことがあるかもしれません。
そうなった時に少しでも選べるものがあったらいいなと思っていろいろ調べています。
また良い情報がありましたら共有したいと思います。