アレルギー体質だと、食事や掃除・洗濯などの家事をなかなかサボることができません。それは、
- 食物アレルギーだと外食や惣菜の購入がしにくい
- 喘息だと室内のハウスダスト・ダニなどのアレルゲンを少なくする必要がある
- アトピー性皮膚炎だとこまめなシャワーや皮膚のケアが欠かせない
など、「汚くてもいいや」「適当でいいや」がどうしても出来ないことがあるからです。
健康に過ごすために、忙しい毎日でも家事をしっかりやらなければならないというのは、必要なことであっても続けていくのは大変なものです。
そこでこの記事では、アレルギー体質で家事をサボることが出来ず大変だと感じている方に是非使って頂きたい生活家電をご紹介したいと思います。
アレルギー体質の私も家族も、これらを購入してから本当に生活が楽になり体調も良くなりました。
頑張りすぎて心身が辛くなる前に、ぜひ購入を検討して欲しい商品ばかりです。
スペックとコスパの良いものを厳選しています。良かったら最後までご一読ください。もくじから気になる商品に飛ぶこともできます。
Panasonic ドラム式洗濯乾燥機 NA-VX800BL/R
私が使っているのは、2017年製のNA-VX8800です。2020年10月上旬には、その後継機のNA-VX800BL/Rが発売されます。L/Rは扉の左開き(標準)か右開きかです。
シリーズ中、ランクはいろいろありますがこの型番のものがイチオシです。後述しますが、ヒートポンプ乾燥機能が必須だからです。お金に余裕のある方は最上級のものもおすすめです。
この洗濯機が好きすぎてその機能性について語るとすごい文字数になりそうなのですが、私が紹介して購入した友人たち全員が「買って良かった」と言っています。
大量の衣類やタオルを干す手間がない
ほとんどの衣類を乾燥まで行うことができます。必要なのは、
- 乾燥前にパンパンとしわを伸ばす程度の手間
- 乾燥をかけたくないブラウスや靴下などの衣類を室内干しする程度の手間
これだけです。
乾燥前にしわを伸ばすのも外に着ていく服だけで、パジャマや子供のレギンスのようなしわになりにくいものはそのまま自動で乾燥までかけても問題ありません。
忙しい日はそのまま乾燥までかけられるものだけでも洗っておくと、翌日の負担が少なくなります。
タオルは60℃洗い・乾燥までそのまま放置でふわふわに。洗濯槽自体のカビ臭も一切ありません。
何度着替えても、何枚タオルを使っても、手間は同じで快適さは数段アップします。
シーツや布団カバー類も乾燥まで全自動でOK、毛布も洗える
これはアレルギー持ちにはかなり重要なポイントです。
花粉症なので外干しもできないし、アトピーなので清潔なシーツで寝たいから洗濯も頻繁で、シーツ類の洗濯のたびに一部屋をつぶして除湿機をかけ、途中でひっくり返して夜までに乾くように…と、とても苦労していました。
ところが、ドラム式洗濯乾燥機に変えてから、これらの作業の全てがボタン一つ押すだけで完了するのです。
作業自体の大変さも、やりたくない…という精神的負担もなくなり、部屋も広く使え、良いことしかありません。
おかげで頻繁にシーツを洗うことができ、いつも清潔なシーツで寝ることができています。
また、数時間で乾燥まで完了するので洗い替えの必要もなく、収納場所も必要ありません。
ドラム式洗濯乾燥機を購入するならヒートポンプ乾燥機能一択
一人暮らしの方はまた別ですが、家族の洗濯をするならヒートポンプ乾燥機能一択です。
詳しい機能の違いについての解説はまた別記事にしたいと思いますが、Panasonicのヒートポンプ乾燥機能付きのドラムは仕上がりまでの時間が早く、乾燥まで使っても3〜4時間あればだいたい普通の洗濯物なら終わります。
電気代も想像よりずっと安いです。少なくとも我が家は、除湿器を使って乾燥させていた頃よりも電気代は安くなっています。
午前中に洗濯を始めれば夕方にはたたんで仕舞うところまで終わるので、ほぼ毎日洗濯をする方なら洗い替えも少なくて済みます。
食器洗い乾燥機
我が家の食器洗い乾燥機は、三菱のビルトインタイプEW-DP45Sです。
これは古い製品で現在はご紹介できないので、代わりにすぐに購入したい方向けに据え置きタイプの食器洗い乾燥機をご紹介します。
EW-DP45Sは建売住宅を購入した際にすでについていたもので、私が検討したものではありませんが、しっかりと汚れを落としてくれています。
アトピー性皮膚炎があって手がガサガサになりやすいので、出来るだけ洗剤には触れたくありません。また、子供が食物アレルギーで自炊が多いため、洗い物が頻繁で量も多いのが大変です。
食洗機があれば、これらの悩みも一気に解決します。しかも汚れ物をセットするだけでやることは終わるため、時間に余裕ができます。
アイリスオーヤマ ロボット掃除機 IC-R01-W
ロボット掃除機は、ハウスダストやダニの除去が必要なアレルギー体質の方にイチオシの家電です。
私自身がハウスダスト・ダニアレルギーで、忙しいと掃除機かけもなかなか出来ずアレルギー症状に悩まされていました。
でも、ロボット掃除機を導入することによって忙しくても掃除機かけをすることが出来るようになり、アレルギー症状が出る頻度がかなり減りました。
ロボット掃除機のお掃除効果は抜群で、その詳細についてはこちらの記事にまとめてあります。
アイリスオーヤマのロボット掃除機IC-R01-Wについて、実際の使い心地は別の記事にまとめます。(書いたらリンク貼ります)
象印マホービン 布団乾燥機 スマートドライシリーズ
布団乾燥機も、アレルギー体質の方には是非使って頂きたい家電です。
私は象印のスマートドライが発売された当初、2015年に購入しました。2020年10月には最新機種RF-FA20が発売されます。
布団は外に干すのも大変な上、花粉がついて余計にアレルギー症状が出ることにもなりかねません。
また、外干しをしてもダニは完全に殺すことは出来ません。
布団乾燥機ならば手軽に干すことはもちろん、ダニ対策コースで行えばアレルゲン除去も簡単に行うことが出来ます。(ただし、アレルギー対策としてはダニの死骸・糞は掃除機で吸い取る必要があります)
スマートドライが発売された当初、マットを使わない機種は他にありませんでした。
マットが必要ないことで「ちょっと乾燥しようかな~」と気軽に使うことができます。アレルギー対策には、こまめに簡単に行うことが出来るというのは大切な条件のひとつです。
2020年現在では、他のメーカーからもマットを使わない布団乾燥機が発売されているので、いろいろ検討してみると良いかもしれません。
私は5年間スマートドライを使っていて不便を感じたことはないので、おすすめだと思っています。
Panasonic 掃除機 MC-PK21G
この掃除機をおすすめしたい理由は3つ。
- 紙パック式
- 「親子のノズル」がある
- 手頃な価格
紙パック式は、掃除機にたまったゴミを捨てる際のホコリの舞い上がりが少なく、比較的清潔に扱うことができます。
親子のノズルとは、ヘッド部分についているペダルを踏むだけで先端が外れるようになっているものです。これがこの掃除機を購入した決め手で、私は壊れるたびにこのシリーズを買い続けています。
とにかく面倒に感じた瞬間に掃除なんてやらなくなるので、かがむことなく足で踏むだけで先っぽを外すことが出来、簡単に隙間掃除ができるというのがイチオシポイントです。
この型番のものは、紙パック式掃除機の中で親子ノズルのあるタイプでいちばんお手頃価格になっています。
「時々120点」より「毎日60点」を目指そう!
今回ご紹介した生活家電5点は、私が実際に購入して使った結果、劇的に生活が楽になったイチオシの商品です。
性能も良く、壊れてもずっと買い続けたいと思うものばかり。
自分の手で細かいところまでやった方が丁寧な仕事が出来るかもしれませんが、毎日120点の仕事は忙しい日々の中では不可能に近いと思います。
平日は毎日60点でとりあえずOK、週末に足りないところを自分で行えば、だいたいいつもキレイな家をキープできます。
生活家電を取り入れて、楽をしつつも、より快適な生活を手に入れましょう!
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