【アレルギー】経口免疫療法(牛乳)・体験談【登園・登校前に摂取】

アレルギー

長女は2年前の年中児から牛乳の経口免疫療法を行っています。小学校に入学し、自分で歩いて登校するようになり、治療を続けるにはタイムスケジュールの管理も大切になってきました。

この記事では、長女がどのように登校前の時間に経口免疫療法を行っているか、具体的にまとめましたのでご参考になれば幸いです。

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幼稚園時代に治療開始

長女が幼稚園に登園する際は、自転車か車で送り迎えをしていました。そのため大人の目が届かない状態になることがなく、登降園については特別なエピソードはありません。

やはりいろいろと方法を考えなくてはいけなかったのは、小学校に入学し自分たちで歩いて登校するようになってからのことです。

日々の詳しい経過はこちらにまとめてあります↓

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小学校入学後

風邪をひいているとか、そういう分かりやすい体調の変化だけでなく、見た目には何も変わらないし元気な様子もいつもと同じ、なのに新しい環境で精神的に疲れているとか、そういうことでも影響があります。

入学して1週間後に、学校に到着後かゆみを訴え、先生から電話がきたということもありました。 この時は私が学校まで見に行って対応しました。(かゆみのみの軽症でした)

そのような中での30分の徒歩での登下校。重たいランドセルを背負って30分の道のりを歩くのは、なかなかの運動量だと思います。 運動によっても、アレルギー症状は誘発されることがあります。そのため、牛乳を摂取してから安全と思われる時間まで体を休め経過をみる必要があります

起床から登校までの日常生活の様子

朝のタイムスケジュールはこんな感じです。

  • 6:00 抗アレルギー薬内服、吸入薬使用
  • 6:30 牛乳摂取、着座・室内を歩く程度の安静を保つ
  • 7:30 登校開始
  • 8:00 学校に到着

娘の場合は、スギ花粉症で飲んだことのあるアレロックが30分ほどでスッと効果が現れるため、医師と相談して牛乳摂取前の6:00に内服しています。

また、症状が強めに出ると喘鳴まで発症してしまうため、喘息コントロールで使用しているアドエアもこの時間に使用します。その後、着替えなど身支度をします。

そして、娘は体を動かすのが大好きで、油断するとすぐ踊りだしてしまい症状を誘発することがあります(おバカ 汗)。6:30に牛乳を摂取したらすぐ朝食を出すことで、我慢して座るというより自然に座っていられるようにしています。

だいたい7:00までは座って食べています。その後は歯みがきやトイレを済ませ座ってテレビを見せ7:30に登校を始めます。

娘の場合、これまでの負荷試験や症状が出てしまった時の傾向から、牛乳の場合10~70分後くらいに症状が出ることが多いです。アナフィラキシーを起こすのも、だいたいこの時間におさまっています。そのため、朝はこのような時間設定で行動しています。

もしこの間に症状が出て、頓服でアレジオンを内服しても7:30までに症状が治まらなかったら、8:00に車で学校の門のところまで送ります

8:00までに良くなっていなかったら、症状が消えるまでは自宅で待機し、無くなり次第すぐに車で登校しています。遅くても、2時間目くらいには間に合っています。アレルギー症状で学校を休んだことはまだありません

治療の基本として症状が出ない範囲での摂取をすることになっているので、いきなりひどいアナフィラキシーを起こすことはあまりないはずです。しかし、微量ずつではありますが日々増量する目的で摂取しているため、許容量を超えた際には症状が出現する可能性があります。

2019年12月現在(一年生)の様子

2年前に0.05mlで始めた牛乳の経口免疫療法ですが、ここにきて7mlを越えると中等度までの症状が出やすくなることに気が付きました。5~6mlでは症状は出ず、毎日摂取することが出来ています。

そのため、一旦牛乳は増量せずキープすることにして、手つかずの卵黄の摂取を始めたらどうかと考え、主治医に相談しているところです。卵についての話はまた別の記事にまとめたいと思います。


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