【アレルギー】エピペンを所持して通学するために準備したこと

アレルギー

Emilyの娘は重症食物アレルギーがあり、誤って食べてしまうとアナフィラキシー状態となり命に関わる症状が出現してしまうため、緊急治療薬「エピペン」を所持しています。

エピペンが処方されたのは体重が15kgになった時。正確な時期は忘れてしまいましたが、入園前の3歳児健診で14.6kgだったので、年少クラスの間に処方されています。

幼稚園時代のアレルギー対応についてはまた、別の記事でまとめます。今回の記事では、入学時点での問題点と、登下校の時に症状が出た場合どう対応するかについてまとめていきます。

入学時点での問題点

もちろん、入学前から子供だけで歩いて登下校しなければならないことは分かっていました。しかし、実際に登下校が始まってみると私の方が心配でたまらなく、娘の様子が落ち着いてこれならなんとかなるかな? と思えるようになるまでは、大変な心労を感じたものでした。

毎朝、牛乳を摂取し負荷をかけているため、症状が出ることがある

娘は幼稚園の年長になった時から、体を慣らすため毎朝牛乳を摂取し続けています。そのため、ちょっとしたことで症状が出てしまうことがあるのです。

風邪をひいているとか、そういう分かりやすい体調の変化だけでなく、見た目には何も変わらないし元気な様子もいつもと同じ、なのに入学して1週間後に学校でかゆみを訴え親が対応したということもありました。

学校が徒歩30分かかる場所にある

そのような中での30分の徒歩での登下校。重たいランドセルを背負って30分の道のりを歩くのは、なかなかの運動量だと思います。運動で症状が誘発される可能性があり、家を出るまでの観察と判断がとても重要です。

登下校時は、子供だけで症状に対応し判断しなければならない

当たり前のことですが、幼稚園の時は家の玄関から幼稚園の先生に引き渡すまで必ず大人がついていたため、あまり気にしたことがなかったのです。しかし、考えてはいたつもりでも、実際に子供だけで登下校が始まってみると考えるべきことがたくさんありました。

徒歩での行程が30分あるため、「家の近く」「途中の道」「学校の近く」に分けて対策を考えなければなりませんでした。

入学までに携帯電話の契約が間に合わなかった

入学直前の当時は、両親はソフトバンクでスマホを契約していました。そのため、娘とキャリアを分けることは後に不都合が生じる場合があるため、ソフトバンクのキッズケータイを購入しようと考えていました。

冬休み頃にソフトバンクのショップに行ってみると、入学に向け皆考えることは同じで、その時点ですでにいつ入荷するか分からない状況でした。入荷の予約はしてみましたが、入学までには間に合いませんでした。

入学後4月にスタートしたアレルギー症状対策

「毎朝の牛乳負荷」「子供だけで登下校」「徒歩30分」「携帯なし」の状況で実際に行ったアレルギー症状対策は、次の5点です。

症状が出たら歩かず、防犯ブザーで大人を呼ぶ

まず、アレルギー症状が出た時にいちばん大切なのは、運動負荷をかけないということです。歩いたり、トイレで排泄したりすると、アナフィラキシーショックを誘発する可能性が高まります

そのため娘には、どなたか大人の方が娘のところに来てくれるように、自分はその場で動かず防犯ブザーを鳴らして人を呼ぶように話してあります。

登下校時用の緊急カード・連絡先カードを作成

医師と相談して作った登下校時の緊急用カード

防犯ブザーを鳴らしてどなたか大人が娘に気づいてくれても、万が一意識を失っていたり、そうでなくとも自分の状況を正しく伝えられるとは限らないため、このようなカードを作りました。

一目見て行動できるように、主治医と相談の上作ったものです。これは、娘の状況に合わせて作ったものですが、エピペン所持者の方はどうぞご参考にして下さい。利用される方は必ず主治医に見てもらって、相談して下さい。転載は禁止します。

一緒に登校してくれるお友達に話しておく

娘は今、3人のおともだちと一緒に登校しています。みんな家が近い子で、娘がアナフィラキシーを起こして救急車で搬送された時の状況を見たことがある子です。

高学年の子もいるため、万が一の時には防犯ブザーで大人を呼び、持っている緊急用カードを見せて欲しいと伝えてあります。

でも、高学年とは言えまだ小学生で、責任を感じて負担に思うようなことがあってはいけません。

「歩いて一緒に登校できる日は、親が大丈夫なのを確認して歩いて行かせているから普段は気にしなくて大丈夫、でも万が一の時にはランドセルのここに入っているから大人の人に教えてね」と話してあります。

娘と何度もシミュレーションをしておく

例えば、「もうすぐ学校に着く」という場所で症状が出た場合、自宅に連絡が来るよりもまず学校に連絡してもらい、養護教諭にエピペンを注射してもらった方がいい場合もあるかも知れません。

そういった、“その時どうするか”を子供だけで判断しなければならないというのは、大変なことだと思います。事が起こる前に様々なシチュエーションを予測しておき、娘に理解していてもらう必要がありました。

娘の場合は、「家の近くの時は家に電話」「途中の道は救急車を呼んでもらう」「学校の近くの時は学校に電話」「緊急カードを見せて、大人の人に電話してもらうように」と話しました。

1年生の保護者会で伝える

学校と相談の上、入学して早々にある1年生の保護者会で、現在の娘の状況を伝えることにしました。娘は学校でも何かとみんなと違う対応が必要な場合がありますし、お友達になってくれた子に娘のことを理解してもらいたいとの思いもありました。

また、登下校時は毎朝各所に保護者が見守りで立っているため、緊急時に「あ、この子はアレルギーの」と思い出してもらえるように、との意図がありました。

そして、いずれ公園で子供同士遊んでいる時に万が一アナフィラキシーを起こした場合、いつ誰に対応して頂くか分からないので、知っていてもらいたいと考えていました。

説明の中では、登下校時のアレルギー症状対策を話し、牛乳を計る時の注射器を持って行って見せたり、エピペンを見せたりしました。その後、「私、仕事でエピペン講習を受けたことがあるよ、家はこの辺だよ」と話しかけてくれたお母さんもいました。

始めの一か月は親が付き添って、立てた対策が妥当か検討する

徒歩での登校が始まってから一か月は、親の付き添いのもと徒歩で登校していました。アレルギー症状が出た時の対応をするためだけでなく、周囲の状況を見たりしました

その時間に歩いている人の流れを見たり、子供たちの歩いている様子を見たり、実際にその場でアレルギー症状が出たらどう対応するかを頭の中でシミュレーションしながら一緒に歩きました。

途中の道は歩道があるのですが、道路は混んでいることが多く、自分の車でその場に迎えに行って停車できるか? 停車できたとしてもガードレール代わりの生け垣を越えて車に乗せられるか? 救急車を呼んで病院で合流するべきか? と、細かく考えました。

1年生の10月現在の状況

朝の牛乳を飲んだ後、自宅では軽い症状が何度もあって対応はしていますが、今のところ登下校中にはアレルギー症状は出ることなく経過しています。

夏休み中にキッズケータイを購入

入学時には間に合わなかったものの、両親がキャリアの乗り換えをしたこともあり、auのキッズケータイ「マモリーノ」を契約することにしました。

やはり携帯があると、娘がちょっと心配になった時にいつでも私に電話することができるため、本人も私も安心です。また、親のスマホからGPSで娘の現在地が分かります。症状がなければいつも通りのペースで学校に向かって歩くはずですから、そうした点でも安心感があります。

今後は、万が一私や学校とすぐに連絡が取れなかった場合に備えて、自分で救急車を呼ぶ練習をしなければならないと思っています。

おわりに

各学年2クラスずつというわりと小規模の幼稚園から、全校児童約500名という小学校にあがり、同じ「アレルギー症状やエピペンの対応」でも細かいところではかなり異なるということを体験しました。

今回の記事は、現在学校での対応に困っている方はもちろん、これから小学生になるにあたってどうなるんだろう、と不安に思う幼児の保護者の方に読んで頂きたいと思って書いた記事でした。

アレルギーの場合は、「予測し予防できる症状」と、「予測ができず予防できない症状」の二つの状況が考えられます。

予測できることは徹底的に策を練り、予測できない症状が出た場合に備えて周囲の環境を整えたり、本人が対応できるようにするための訓練が必要だと私は思います。

日常生活で感じる不安を少しでも和らげ、万が一の際には命も守ることができますように。


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