タブレット学習を比較するために検索していると、いろいろな会社のものが出てきますよね。
たくさんあるけど、どれがいいの?と思う方は多いと思います。
我が家では、次女が年長の夏休み(7月末)からすまいるぜみを始めて、その後9月末からRISUきっずを始めました。
やってみたからわかる、「すまいるぜみ」と「RISUきっず」それぞれの特徴と感想をまとめましたので、タブレット学習を検討する際の参考になれば幸いです。
「すまいるぜみ」の特徴と感想
まずは「すまいるぜみ」の特徴と、やってみた感想をまとめました。
すまいるぜみの特徴
すまいるぜみは、ジャストシステム社が提供する通信教育の幼児コースのことです。
小学生コース・中学生コースもあり、学年が上がると自動的に継続されるようになっています。
幼児コースは「年中さん」「年長さん」から始めることができ、どの時期から始めても小学生までに身につけたい学びをすべて網羅することができます。
年齢と時期相応の学習内容となっており、先取り学習を目的としていません。
ひらがな | カタカナ | ことば |
えいご | ちえ | かず |
かたち | とけい | せいかつ |
しぜん |
すまいるぜみは、学習を継続すると「マイキャラ」のパーツがもらえるようになっており、自分のキャラを飾ったり長女と見せ合ったりするのが楽しいようです。
小学生コースになると、学習した量に応じてタブレット内のアプリで遊ぶことができるようになります。
それも楽しみにしているようですね。(遊ぶ時間などは制限をかけることができます)
すまいるぜみの感想
うちの次女は年長の夏休みから始めました。
やってみると、「楽しく学ぶ中で自然に知っていく」ことが目的の教材だなと感じています。
すまいるぜみは、正解したらほめてくれるのはもちろんですが、間違っていてもブブー!みたいな効果音はなく答えに誘導してくれたり、最終的に理解できれば良し、というスタイルのようです。
そのため、問題を解いても点数がつくことはありません。「勉強している」という感じではなく、遊んでいたら自然にできるようになっていた、という印象です。
算数について言うと、内容としてはたしざんやひきざんをやっているのだけれど、「1+1=?」という問題は出てきません。
出題例としては「Aちゃんから1こ、Bくんから1こもらうと、りんごは合わせていくつになるかな?」となり、りんごを実際に動かして2こカゴに入れる、というかずの基礎の部分をくり返し学習し概念を身につけるという感じです。
次女は10月の今、カタカナ・20より大きい数・とけいの学習が努力が必要な分野で、頑張っているようです。
ひらがなはすまいるぜみを始める前よりもあきらかに上手に書けるようになったし、読めるようになりました。
次女は、自分で「ひらがなは読めるようになったけど、まだ点々のついてるやつが読めないなぁ」と言っています。
小学生まであと半年、1年生になってからも学習するのでまだまだ大丈夫です。
「RISUきっず」の特徴と感想
次に、「RISUきっず」の特徴と、やってみた感想をまとめました。
RISUきっずの特徴
RISUきっずは、RISU Japan株式会社が提供する、算数に特化したタブレット学習です。
数をかぞえるところから始まり、小学1年生前半までの内容を先取りして学習することができます。
RISUきっずは幼児コースにあたりますが、全12ステージが解きおわると、自動的に小学生コースの「RISU算数」に移行し、さらに先取りして学習を進めることができるようになっています。
学習をサポートするための「せんせいどうが」や、親への進捗状況の報告メールがあり、ほったらかしにはならない環境が整っています。
また、RISUきっず・RISU算数ともに遊びの要素はなく、学習が進んでもアプリやインターネット検索などはできません。
その代わり学習を進めるとポイントが貯まるようになっており、商品と交換することができるようになっています。学習を継続することに役立ちそうです。
RISUきっずの感想
やってみた感想としては、RISUきっずはすまいるぜみに比べて「問題を解く」ことを重視している学習内容だと思います。
公式HPに書かれている通り、算数の学習を通して「論理的思考」「読解力」「応用力」を身につけられるようになっています。
とはいえ、そう言われても何となくイメージがつきにくいかも知れません。
次女に実際にやらせてみると、すまいるぜみと違い、問題を解くと点数がつくようになっています。
また、すまいるぜみは基本的に「1ページ1問・答えも一つ」ですが、RISUきっずは「1ページ2~3問・答えもそれぞれの欄に入力」するようになっています。
紙のドリルを解いているような感じで、「今どの問題に取り組んでいて、どこに答えを書くべきか」ちゃんと読んで書かないといけません。
すまいるぜみは遊びの中で知っていくスタイルで自然に知識を得られるようになっているのに対し、RISUきっずは「みずから問題を解く姿勢」が身につくと感じています。
かずを数えることを覚えたあとは、実際にたしざんの問題を解くことを学習していきます。
つまり、「1+1=2」を解いていくことになります。ここからが「先取り」の要素が強くなっていきます。
実際、算数検定に飛び級で合格する子が多いようです。
RISUきっずを継続することができれば、算数の問題を解く力が早めにつけることができるでしょう。
特に中学受験を考えているようなご家庭では、のちに本格的な受験勉強に入った際に他の学習にも手をかける余裕が生まれそうだなと思いました。
結論→どちらもおすすめ!ただしスタートする最適な時期はそれぞれ
すまいるぜみとRISUきっず、実際にやってみた感想としては「どちらもとても良い」です。
幼児期における学習は、知識をつめこむことよりも「考えるちから」をつけることが大切だと思います。その点は、すまいるぜみもRISUきっずも、どちらもクリアしていると思います。
可能であれば、時期をずらして両方やってみるのが良いのではないかと思いました。
例えば、すまいるぜみを先に始めて、1年後くらいからRISUきっずかRISU算数をスタートするのが良いのではないかと思います。
というのも、RISUでは「思考力」は身につけられても、「きれいな字を書く」ことまでは身につけられません。
文字を認識して読み、その読んだ文字から内容を理解することができるようになる時期も個人差があると私は考えています。
それらの基礎を身につけてから、算数を集中的に取り組むとスムーズに学習も進みそうだなと思います。
紙のドリルなどで文字の読み書きをすでに習得されている幼児さんなら、タブレット学習はRISUきっずだけでも良いと思います。
紙のドリルや読書、まちの幼児教室などで他の分野をフォローする方法も併せて考えてみてください。
まとめ
すまいるぜみ | 比較 | RISUきっず |
---|---|---|
総合学習 | 学習内容 | 算数特化 |
総合的に知ること 理解すること を重視 | 学習目的 | 問題に取り組み 思考力を養う ことを重視 |
基礎学習 | 学習進度 | 先取り学習 |
年中~ | 最適時期 | 年中後半~ |
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お子さまが楽しく学習を続けられる方法を選べると良いですね!