看護師の私が【環境アレルギーアドバイザー】を受験した理由

アレルギー

私のブログを読んでくださる方は、食物アレルギーの方ご本人、もしくは家族など近しい方が多いのではないかと思います。

自分・家族のケアをしているうち、食物アレルギー・アトピー性皮膚炎・喘息について自然と詳しくなっていく。

そのような日常の中で、「環境アレルギーアドバイザー」という資格に興味を持った方もいるだろうと思います。私もその中の一人です。

私は、看護師の免許を取得しています。それにプラスして、環境アレルギーアドバイザーの資格を取ろうと思い、先日受験しました。

なぜ、看護師でありながら環境アレルギーアドバイザーの資格を取得しようと考えたか。この記事では、その点について私の考えをまとめたいと思います。

資格を取得する時は、その資格は自分にとってどんなメリットがあるかをよく考えることが大切です。

環境アレルギーアドバイザーの資格にご興味のある方が、受験を検討する際にお役に立てたら幸いです。

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娘たちのケアを通して得た知識・経験を再確認したい

私の場合、ケアをすることで我が子が健やかに成長し、自己管理の出来る大人になって好きなことを楽しめる体でいてもらいたいという願いがあります。

私の娘たちは2人ともアレルギー体質で、この願いをかなえるためには治療の時だけ頑張れば良いのではなく、日常の中で体質・体調に合わせた生活を自ら出来るように教えていかなければなりません。

そしてこれは医学的根拠に基づいた行動をとることが最短ルートであり、最善の方法です。

つまり、「出来る範囲でいちばん良い方法」を実践するには、正しい知識が必要不可欠です。

親として看護師として、勉強し、主治医に確認し、実践したことを評価し、また勉強し……と現在まで7年繰り返す中で、身につけた知識は相当のものになったと我ながら感じています。

しかし、これまで子を生かすこと、その日出来る最善の方法を実践すること、将来を模索すること、こういったケアをすることに必死で、これまで一度も立ち止まってじっくり確認したことはありませんでした。

そこで、一度頭の中を整理する意味でも、資格取得にチャレンジしてみようと考えました。試験勉強を通し、理解していること・あいまいなことをはっきりさせたいと思いました。

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合格したら、努力してきた自分も報われる気がする

アレルギー体質で困ったり苦しい思いをしているのは娘であって、それに比べたら私の大変さなど塵のようなものだと感じています。

しかし、そうは感じつつも、娘を支えるためにしてきた努力やかけてきた時間はそれはそれは膨大なもので、親だから出来て当たり前のものではなく、私がとても努力してきたからこそ今があるとも思っています。

もちろん、先に書いたように最終目標は楽しく生きてもらうことなので、アレルギーだからと鬱々とした気持ちで過ごすのではなく、出来る範囲で人生を楽しんでくれたら200点満点の育児が出来たと胸をはっていいとも思っています。

でも! ……でも、私も誰かに「頑張ったね」って言ってもらいたいのです。

資格を取得するということは、その分野において、「何もしていない人より詳しい人」と他人に認めてもらえるというわけで。

「親だから詳しい」のではなく、「世間的に見て努力した結果詳しい人」になりたいので受験したいと思いました。

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アレルギーを通した活動をしてみたい

私は看護師なので、アレルギー疾患に対してケアをするという目的で活動することは可能です。

しかし、環境アレルギーアドバイザーとして団体に所属することで、活動できる場が広がるのではないかと考えたので資格取得・登録を目指し受験しました。

今後の活動については現在検討しているものがあり、実現の際にはTwitter等でお知らせしたいと思います。

また、看護師(准看護師含む)・薬剤師・管理栄養士の方は、「小児アレルギーエデュケーター」についても気になることと思います。

小児アレルギーエデュケーターは、日本小児臨床アレルギー学会が認定している資格で、専門のメディカルスタッフとしての活躍が期待されています。

私は、より専門性の高さを目指して小児アレルギーエデュケーターの取得を目指したいところですが、私生活を鑑みると受験資格を満たす職場への就職が現段階で難しく、すぐには行動できないと判断しました。

将来へのステップとして現在出来ることをしようと思い、まずは環境アレルギーアドバイザーの取得を目指しました。

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まとめ

環境アレルギーアドバイザーの資格取得に向け、私は資格を利用して活動するところまで考えて受験しましたが、必ずしもそうせずとも、ご自分にとってメリットがあるならばチャレンジすることは良いことだと思います。

大金ではないにせよチャレンジするには少しお金がかかりますし、また経験的にアレルギーに触れているとしても試験対策は必要です。

でも、私は環境アレルギーアドバイザーに合格して、今とても嬉しい気持ちになっています。日常生活に対する努力を認めてもらえることはなかなかないので、良い経験になりました。

受験を検討している方は、是非前向きに考えてみて欲しいと思います。

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